岡山旅行で意外と迷うのが、「何を食べよう?」ということ。
桃やマスカットは有名ですが、食事となると、すぐには思い浮かばない人も多いかもしれません。
でも調べてみると、岡山にはえびめしやデミカツ丼のようなB級グルメ、瀬戸内の魚を使った郷土料理、日生のカキオコ、津山ホルモンうどんなど、その土地まで食べに行きたくなる料理がけっこうあります。
岡山市だけで楽しめるものもあれば、倉敷・日生・津山・蒜山まで足を延ばして食べたいものもあります。
この記事では、岡山旅行で食べておきたいご当地グルメを10品まとめました。
「観光だけでなく、ごはんも楽しみたい」というときの参考にしてみてください。
岡山旅行で食べたいご当地グルメ一覧
最初にざっくり比較すると、こんな感じです。
| 料理名 | 主なエリア | どんな料理? | こんなときに |
|---|---|---|---|
| えびめし | 岡山市 | 黒っぽいソースで炒めた焼飯 | 岡山らしいB級グルメが食べたい |
| デミカツ丼 | 岡山市 | カツにデミグラス系ソース | お昼をしっかり食べたい |
| 岡山ばらずし | 岡山市・県南 | 魚介や野菜を使った郷土寿司 | 岡山の郷土料理を味わいたい |
| サワラ料理 | 岡山市・倉敷など | 刺身・たたき・焼き物など | 瀬戸内の魚を食べたい |
| ままかり | 岡山市・倉敷など | 酢漬けや寿司で食べる小魚 | 夜に地元料理を少しずつ楽しみたい |
| たこめし | 倉敷・児島 | タコを炊き込んだご飯 | 倉敷方面へ行く |
| 日生カキオコ | 日生 | カキ入りのお好み焼き | 冬の岡山を楽しみたい |
| 津山ホルモンうどん | 津山 | ホルモン入り鉄板焼きうどん | がっつり系が好き |
| ひるぜん焼そば | 蒜山 | 味噌だれ・親鶏・キャベツの焼そば | 蒜山ドライブの日に |
| 岡山フルーツパフェ | 岡山市 | 桃やぶどうなど旬の果物を使用 | カフェや甘いものも楽しみたい |
全部食べるのはさすがに大変なので、泊まる場所や観光エリアに合わせて2〜3品選ぶくらいがちょうどいいと思います。
岡山えびめし
岡山駅周辺で「まず岡山っぽいものを食べたい」と思ったとき、見つけやすいのがえびめしです。
見た目はかなり黒め。
初めて見ると「味が濃そう」と思うのですが、普通のソース焼飯とも少し違います。
カラメルソースやケチャップ、カレー粉などを合わせたソースでご飯を炒めた料理で、スパイスの香りも感じられます。
お店によって味付けが違うので、えびめし好きの人が食べ比べたくなるのも分かります。

岡山市内で食べやすいので、岡山城や後楽園へ行く日のランチにも入れやすいです。
「岡山に来たんだな」と感じられるものを、まず1品食べてみたい人には選びやすいと思います。
デミカツ丼
えびめしと並んで、岡山市内でよく名前を見かけるのがデミカツ丼です。
ご飯にとんかつ、その上からデミグラス系のソース。

文字だけ見るとなかなか重そうですが、洋食っぽい味が好きなら気になる組み合わせです。
岡山市内だけでなく、倉敷などで提供している店もあります。
私なら、夜に魚料理を食べる予定なら、お昼はこちら。
サワラやままかりを夜に残しておけるので、食事のバランスも取りやすいです。
普通の卵とじカツ丼とはかなり違うので、「岡山でしか食べないもの」を優先したいときにもいいですね。
岡山ばらずし
せっかくなら昔から食べられてきた岡山の料理も味わいたい、という人には岡山ばらずしがあります。
魚介や野菜などを酢飯に合わせた、見た目も華やかなお寿司です。

具材にはサワラやままかりなど、岡山らしい魚が使われることもあります。
えびめしやデミカツ丼とは雰囲気がまったく違って、こちらは少しゆっくり味わいたい料理。
郷土料理のお店や和食店を探していると見つけやすいです。
「B級グルメだけで終わるのはちょっともったいないかも」と思ったら、候補に入れてみてください。
岡山ではサワラも食べてみたい
魚が好きなら、岡山ではサワラも気になります。
サワラと聞くと焼き魚を思い浮かべる人も多いと思いますが、岡山では刺身やたたきで食べられることもあります。
新鮮な魚を出す居酒屋や和食店なら、夜ごはんで見つけられることも。

昼はえびめし、夜はサワラ。
こんな組み合わせにすると、1日でかなり雰囲気の違う岡山グルメを楽しめます。
季節や仕入れによってメニューは変わるので、サワラ目当てなら当日のメニューを確認してから行くのがおすすめです。
ままかりは夜ごはんの一品にも
「ままかり」という名前を見て、何の魚だろうと思った人もいるかもしれません。
ままかりはサッパという小さな魚で、岡山では酢漬けや寿司などで食べられています。

名前の由来には、「ご飯が進みすぎて隣の家へ飯を借りに行くほど」という話が残っています。
旅行中にこれだけを目当てに食べに行くというより、居酒屋や郷土料理店で見つけたら頼んでみたい一品。
サワラと一緒に注文すれば、岡山らしい魚料理を少しずつ食べられます。
お酒を飲む人なら、夜ごはんにも合わせやすいですよ。
倉敷方面ではたこめしも
倉敷へ行く予定があるなら、たこめしも見ておきたいところです。
特に児島周辺では、タコを使った料理が食べられています。
たこめしは、タコの旨みをご飯に炊き込んだシンプルな料理。

美観地区だけを歩いていると、ついカフェやスイーツに目が行きますが、少し範囲を広げると瀬戸内らしい料理もあります。
車で児島や鷲羽山方面まで行く日なら、昼ごはん候補に入れておくと楽しみが増えます。
冬の岡山なら日生カキオコ
冬に岡山へ行くなら、かなり気になるのが日生のカキオコです。
名前の通り、カキが入ったお好み焼き。
鉄板の上でキャベツと一緒に焼かれたカキは、普通のお好み焼きとはまた違った存在感があります。

日生まで行く必要はありますが、
「せっかく冬に岡山へ行くなら、カキを食べたい」
という人には、わざわざ足を延ばす理由になる料理です。
生ガキを使ったカキオコは例年11月頃から春先が中心ですが、提供時期はその年の水揚げや店によっても変わります。
カキ目当てで出かけるなら、営業日と一緒に提供状況も確認しておくと安心です。
岡山市内だけで終わらず、少し違った場所へ行ってみたい人にも日生は面白いと思います。
津山へ行くならホルモンうどん
県北の津山では、ホルモンうどんが有名です。
鉄板でホルモンとうどんを一緒に焼いて、味噌や醤油系のタレで仕上げます。
これはもう、あっさりしたご当地料理ではありません。
お腹を空かせて食べたいタイプです。

ホルモンの脂と濃いめのタレがうどんに絡むので、こういう鉄板系が好きな人ならかなり惹かれるはず。
津山城周辺の観光と合わせて、昼ごはんに食べる流れが作りやすいです。
岡山市から少し距離があるので、「今日は津山へ行く日」と決めて出かけたほうが動きやすいと思います。
蒜山のランチはひるぜん焼そば
蒜山高原へドライブするなら、ひるぜん焼そばを食べるところまでセットで考えたいです。
一般的なソース焼そばとは違い、味噌ベースのタレを使うのが特徴。
そこに親鶏とキャベツを合わせます。0
甘辛いタレと歯ごたえのある親鶏で、見た目以上にしっかりした味です。

蒜山は景色を見ながら車で回ることが多いので、「どこで昼を食べよう」となったときにも選びやすいご当地グルメ。
岡山市内のグルメとはかなり雰囲気が変わるので、2泊以上で岡山を周るなら県北まで足を延ばすのも楽しそうです。
甘いものなら岡山フルーツパフェ
しっかり食事をしたあとでも、旅行中だと不思議と甘いものは別腹だったりします。
岡山なら、桃やぶどう、マスカットを使ったフルーツパフェも楽しみのひとつです。
特に岡山市内は、フルーツを使ったパフェを出すカフェを探しやすいエリア。
ただ、フルーツには旬があります。
白桃を目当てにするなら夏、ぶどうやマスカットは夏から秋にかけて種類が増えてきます。
「岡山だから桃パフェが食べられる」と思って冬に行くと、当然ながら同じ内容ではありません。
その時期にどんなパフェが出ているかを見ておくと、「思っていたのと違った」を減らせます。
ランチにえびめしを食べて、後楽園を歩いて、休憩にフルーツパフェ。
岡山市内だけでも、こんなふうにグルメを組み込めます。
岡山のご当地グルメはエリアで決めると選びやすい
ここまで読むと、
「結局、どこへ行けばいいんだろう?」
となるかもしれません。
そんなときは、食べ物より先にエリアを決めてしまうと楽です。
岡山市|初めてならここが動きやすい
初めての岡山旅行なら、やはり岡山市は予定を組みやすいです。
えびめし、デミカツ丼、ばらずし、サワラ、ままかり、フルーツパフェ。
1つのエリアで選択肢がかなりあります。
岡山城や後楽園もあるので、観光の途中でごはんを食べやすいのも助かります。
1泊2日なら、1日目を岡山市、2日目を倉敷にするだけでも十分楽しめます。
倉敷|美観地区だけで終わらせない
倉敷では美観地区の町歩きが中心になりやすいですが、時間があれば食事も岡山らしいものを選びたいところ。
瀬戸内の魚やたこ料理を探してみると、カフェ巡りとはまた違う倉敷を楽しめます。
美観地区を見たあとに児島方面まで行く予定なら、たこめしも候補です。
日生|カキを食べるなら冬
日生は、カキを目的に出かけたいエリアです。
カキオコを食べて、港町を歩いて帰る。
それくらいシンプルな予定でも、冬の旅行らしさがあります。
岡山市から少し足を延ばして、食事を目的に移動したい日に向いています。
津山|県北グルメを食べたい日に
津山ならホルモンうどん。
岡山市内とはまったく違う、がっつりしたご当地グルメです。
津山城などと合わせやすいので、県北を観光する日のお昼に予定しておくと迷いにくいです。
蒜山|ドライブと一緒に
蒜山は、車で景色を楽しみながら回る人に合うエリアです。
ひるぜん焼そばを食べて、高原を歩いたり、周辺をドライブしたり。
「観光地をたくさん回る」よりも、景色と食事をゆっくり楽しみたい日に向いています。
冬場は積雪がかなりありますので、事前の確認をしっかりして計画してください。
岡山グルメを楽しむならどこに泊まる?
1泊2日で岡山のご当地グルメを楽しむなら、岡山駅周辺に泊まると動きやすいです。
岡山市内には飲食店が多く、翌朝は倉敷方面へ移動しやすいのも便利。
たとえば、
1日目
岡山駅に到着
↓
ランチにえびめしやデミカツ丼
↓
岡山城・後楽園へ
↓
夜はサワラやままかり
↓
岡山駅周辺に宿泊
2日目
ホテルを出発
↓
倉敷へ
↓
美観地区を散策
↓
倉敷周辺でランチ
このくらいなら、食べる予定を詰め込みすぎずに楽しめます。
子どもと一緒に旅行するなら、移動や観光スポットまでまとめたこちらの記事もあります。
夏休みなら、ホテルでプールを楽しむ旅行もできます。
岡山駅周辺を拠点にすると夜ごはんも選びやすい
夕食をホテルではなく外で食べたいなら、岡山駅周辺は使いやすいです。
食事なしプランや朝食付きプランにしておけば、夜はその日の気分で岡山グルメを探せます。
※宿泊料金や食事内容はプランごとに異なります。予約前に最新の宿泊条件を確認してください。
岡山旅行は「食べたいもの」から決めても楽しい
岡山は、場所によって食べられるご当地グルメがかなり変わります。
岡山市なら、えびめしやデミカツ丼、サワラ、ままかり。
倉敷方面ならたこめし。
冬の日生ならカキオコ。
県北へ行けば、津山ホルモンうどんやひるぜん焼そばがあります。
「観光地を決めてから食事を探す」のもいいですが、逆に「これを食べたいから、ここへ行こう」と決めるのも旅行の楽しみ方のひとつです。
1泊2日なら岡山市と倉敷、少し長めに滞在するなら日生や県北まで。
気になる岡山の旅めしをいくつか選んで、そこから旅の予定を組んでみてください。
